シザーの選び方

 

1.スタイル別に使い分け長さを選定

主にどのようなスタイルを作るのかによって、長さを決めます。

●ブラント…5.5~7.5インチ
●ストローク、ワンレン…5.5~6.0インチ
●刈り上げ…6.5~7.5インチ

 2.最適なハンドル選定

ご自分の手にフィットするハンドルを選定する。

●メガネタイプ……….基本的なハンドル バランスが良く安定感がある。
●オフセットタイプ…細かな開閉が容易です。腱鞘炎の方、手の小さい方にお薦めです。
●3Dタイプ……………..しっかりと指にフィットします。あらゆる角度の動きに対応します。

ハンドルの種類(メガネ・オフセット・3D)

 
 
 
 
 
 

3.手とシザーズのバランス確認

ハサミには、個々に異なる全体重量の「重心点」とハサミを持った時に支える人差し指上の「接点」の合致がポイントとなります。

Check1
ハサミを人差し指の上においてバランスを取り「シザーズの重心点」を見つけます。

Check2
その際に「人差し指上の接点」を覚えておいて下さい。

Check3
薬指をリングに入れハサミを握った際に「シザーズの重心点」と「人差し指上の接点」がほぼ合う位置がベストのバランスとなります。

セニングの場合

スキ率

1回の開閉によって切れる髪の量の割合を表しています。カット率20%~25%が最も使いやすく 一番人気のあるセニングです。スキ率の高いシザーズは1回でカットされる量が多いので、高いカットスキルが必要となります。

刃の種類

正刃
表面が多く切れ、動きのある仕上がりになります。 普段のセニングカット、毛量調節で使われる事が多いです。

逆刃
内側が多めに切れ、内巻きのふわっとした仕上がりが出せます。また、刈り上げのぼかしなどに適しています。